火災保険請求のコツ。損保会社が教えない申請方法も紹介

火災保険の申請のコツ お役立ち情報

ここでは火災保険の申請のコツを伝授します。

火災保険は高い加入率の割には火災保険請求が行われている割合は低く、7割以上の方が火災保険を有効活用できていないと言われています。

この記事では「減額されないためのコツ」や「1円でも貰える給付金を増やすコツ」などを説明します。

当社では火災保険の申請をサポートするサービスを行っています。申請のコツを抑えたプロが1円でも多くの給付金を受け取れるよう最善を尽くしています。このページを読んでも「自分で申請するのはちょっと…」「もっと楽な方法はないの?」と思う人はぜひお申込みページから当社へお問い合わせください。

火災保険の申請、請求方法の流れ

火災保険の申請の流れは以下の通りです。

火災保険の申請の流れ
  1. 自然災害による被害箇所の特定
  2. 損保会社の事故受け付け窓口へ連絡
  3. 損保会社から必要書類を入手、書類作成
  4. 保険鑑定人の現地調査を受ける
  5. 保険金の確定と入金

それではそれぞれの流れを説明していきます。

自然災害による被害箇所の特定

火災保険申請には、被害が自然災害により生じた損害であることを確認する必要があります。
目視では遠すぎるなど損害箇所を確認しずらい場合は、専門業者等に依頼してチェックしてもらう必要があります。

損保会社の事故受け付け窓口へ連絡

被害箇所の特定ができたら、損保会社に連絡します。

その際に氏名・保険証券番号・損害の原因、状況などを伝え、申請の必要書類を送ってもらうように依頼しましょう。

損保会社から必要書類を入手、書類作成

損保会社から届いた書類と他の必要書類も準備してから損保会社に提出します。損保会社によりバラツキがありますが、以下の書類を提出することが多いです。

  • 保険金請求書
  • 事故内容報告書
  • 損害明細書
  • 修理見積書
  • 被害箇所が分かる写真
  • 建物登記簿謄本

事故内容報告書で被害状況を詳しく報告し、修理見積書と被害箇所が分かる写真も併せて提出します。 申請書類に不備等があると受理してもらえないことがあるので注意しましょう。

保険鑑定人の現地調査を受ける

書類が受理されると損保会社の保険鑑定人が派遣されてきます。鑑定人は申請書類の内容と実情を照らし合わせて保険申請が妥当か否かをチェックします。

鑑定人も損保会社によって審査基準・判断基準にバラツキがありますが、保険請求金額が少額で写真だけで十分被害の確認ができる場合は鑑定人のチェックが省略されることがあります。

保険金の確定と入金

鑑定人の現地調査の結果、保険認定が下りると保険金額の確定通知書が送られてきます。

なお、保険金額の満額が下りないこともありますが、確定金額を了承すれば1週間~2週間くらいで指定の金融機関の口座に入金されます。

火災保険の申請のコツ

火災保険で申請できないケースもあります。まずはその理解もしておきましょう。

火災保険の申請ができないケース
  • 被害にあってから4年以上経過している
    =3年以内の被害が対象
  • 経年劣化
  • 故意による損害・過失
  • 損額額が免責金額以下の場合
  • 詐欺業者による申請

被害に遭ってから4年以上が経過している場合、申請ができません。なるべくいつの被害かを把握できるようにしたいところです。

また経年劣化による損傷なども申請できません。

できるものとしては火災・風災・雷による被害・雨による被害・雹による被害・雪による被害など様々な自然災害は申請できるので積極的に火災保険を活用していきましょう。

また当たり前のことではありますが、故意による損失などは認可されないので気を付けましょう。中には故意による被害を起こす業者や、「必ず下りる」「絶対貰える」などと営業を行ってくる業者もあります。いずれも詐欺業者に当たるので、業者に頼む場合は契約書などにしっかりと目を通しましょう。

それではコツも解説していきます。

【コツ1】火災保険では風災・水災への補償が一番多い

以下の自然災害の発生割合のとおり日本では台風と洪水の発生割合が圧倒的に高くなっています。

日本 自然災害 割合

(出典:中小企業庁データ 我が国における自然災害の発生状況(1985~2018の集計データ))

その結果、以下は損保ジャパン日本興亜での火災保険金の支払実績ですが、上記データと同様に水災・風災・雪災の保険金支給額(全体の65%)がダントツに高くなっています。

火災保険の申請ケースと件数

(出典:損保ジャパン日本興亜データ 2016年度 保険金支払実績)

台風後の被害の申請や、それ以外でもひどい水災や風災なども認められる可能性が高くなっています。

コツとして、その点を把握して申請するのと、そうでないのとでは大きく異なるため、台風後などの家の損傷は写真などで撮っておくと良いでしょう。

【コツ2】火災保険でよくある請求事例

以下ではよくある保険請求のケースを紹介します。

火災保険で保険金が下りやすいケースとしては風災・水災・雪災によるものが多いですが具体的には以下のような被害が挙げられます。

  • カーポートが損傷した
  • 雨樋が積雪により歪んだ
  • 雨樋が防風飛来物により歪んだ
  • 庇板金が損傷した
  • 屋根瓦が割れた・ずれた
  • 屋根スレート瓦が割れた・ずれた
  • 外壁塗装が損傷した
  • 屋根塗装が損傷した
  • 軒天がめくれた
  • 漆喰がはがれた
  • 台風で窓ガラスが割れた
  • 台風や暴風雨で床上まで浸水し家財が水浸しになった

火災以外でも自然災害による被害であると認定されれば上記のような金額の保険金を受け取れるので、火災保険はぜひ活用したいものだと言えます。 

火災保険申請サポート業者を使うメリット

個人でも保険申請を準備することは可能ですが、多くの方が、

  • 屋根や高い場所に上がって損壊箇所を確認できない
  • 損壊箇所を見て自然災害 or 経年劣化によるものか判断できない
  • 保険請求に必要な写真を上手く撮影できない
  • 認定されやすい申請書類の作成に自信がない

といった悩みや不安を抱えますが、当社のサポートを利用すればすべて解決できます。

そして、火災保険申請サポートを利用するメリットは以下となります。

損壊箇所の発見率が高い

建物調査において自然災害に起因する損害か否かの判断は容易ではありませんが、当社のサポートを活用すると被害箇所の発見率が高く、約85%の確率で自然災害による損害を発見するこができます。

保険認定率90%以上

一般の方が申請書を作成した場合の認定率は40〜50%程度ですが、当社の申請書作成をサポートを通した場合、約90%の確率で保険認定されています。損害の原因と修繕にかかる費用の関係を適切に説明した申請書を作成し、火災保険会社へ提出できるようサポートいたします。

保険認定額がより高くなる

建物の損害に対する修繕内容と適正な金額を算出し、火災保険会社へ提示する見積書の作成をサポートいたします。当社が申請サポートをした場合、平均で100万円程度の金額が認定されており、一般の方が作成した場合よりも認定額が高くなります。

完全成果報酬型のサービス

当社の火災保険申請サポートでは、サポートのご依頼を受けてから、無料の現地調査から始め保険申請までのサポートを行いますが、完全成功報酬制なので保険認定が下りなければ費用は完全無料ですのでご安心ください。

保険金が下りた時だけ、成功報酬率35%

火災保険 申請サポート 流れ 成功報酬率は保険認定額の一律35%です。完全成功報酬制なので保険認定されなければ1円もかかりません。

火災保険を使わないのは損かも?

火災保険は火災だけでなく幅広い自然災害による被害を補償してくれる「優れモノ」である一方、十分に活用しなければ保険料をムダに払っているだけとなってしまうことがお分かりになったと思います。

ちょっとした被害でも、一見通らなさそうな被害であっても、当社の申請サポートを利用されたお客様の約9割の申請が認定されており、平均すると100万円前後の保険金が支払われています。 また、火災保険は自動車保険のような等級制度がなく、保険申請を何度しても保険料が上がることはないので、実際の被害に応じて保険申請を行って保険金を受け取るほど得をする保険です。

一方、保険申請しなければ支払っている保険料分を損しているだけ、となる保険だと言えます。とにかく、保険申請で肝心なことは、損害が自然災害によるものであること、その実情を適切な画像データで示すことができるかです。 当社の火災保険申請サポートは保険認定されなければ完全無料です。まずは現地調査で申請可能かチェックしてみませんか? 

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